Google が Public DNS を公開しました。
無料で使える DNS です。
DNS とは、人間が覚えることができる文字列を、
インターネット上の装置を特定する為に使われる IPアドレスに変換する、
インターネットを構成する上で重要な機能の一つです。
IP とは Internet Protocol インターネットプロトコルです。
インターネットに接続されている装置すべてに、
IP アドレスが付与されてます。
ユーザーがウェブページを訪問する場合には、
ウェブブラウザのロケーションバーから、
例えば、
http://www.google.com
と入力します。
www.google.com
で示される Webサーバーの IPアドレスを
解決させる必要があります。
(ウェブブラウザ内部で行っています。)
目で確かめたい場合は、nslookup とすると、
ドメインからIPアドレスを導き出せます。
Mac であれば、ターミナル
Windows であれば、MS-DOSプロンプト
で確認できます。
$ nslookup www.google.com
Server: 10.0.1.1
Address: 10.0.1.1#53
Non-authoritative answer:
www.google.com canonical name = www.l.google.com.
Name: www.l.google.com
Address: 66.249.89.147
Name: www.l.google.com
Address: 66.249.89.104
Name: www.l.google.com
Address: 66.249.89.99
Name: www.l.google.com
Address: 66.249.89.103
Google Pulbic DNS は、
この名前解決処理が従来のDNSサーバーに比べて、
高速なため、ウェブページ閲覧時などの待ち時間を短縮できるようです。
高速化するために、TTL ( Time To Live )でキャッシュ済み
DNSレコードが消去される前に自動更新するようにして、
問い合わせ回数を減らして、名前解決を高速化している、
とのことです。
Google Public DNS を使用するには、
OS が参照している DNS サーバーの IPアドレスを、
「 8.8.8.8 」もしくは「 8.8.4.4 」に変更すれば良いだけです。
特に必要と感じていないので、
私はまだやっていません。(^^)
関連リンク
http://googleblog.blogspot.com/2009/12/introducing-google-public-dns.htmlhttp://googlecode.blogspot.com/2009/12/introducing-google-public-dns-new-dns.html
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